なるほどそうか!初めてわかる金融の仕組み
HOME金融機関 > 様々な銀行機関

様々な銀行機関

銀行は普通銀行、信託銀行、長期信用銀行といった種類に分けられています。普通銀行には全国に支店を持つ大規模な都市銀行、本店の置かれている特定の地域をメインとする地域銀行、中小企業との取引を行う第二地方銀行があり、主に個人向けの短期の預金業務を担当しています。信託銀行では顧客の財産を代わりに運用する信託業務が行われているほか、長期信用銀行は大企業を相手に長期融資を行うために、銀行の債券である金融債の発行が唯一行われています。

銀行が今抱えるもの

預金業務における利益の少なさや旧態のままの業務形態、債権の回収が難しいいわゆる不良債権といった数々の問題は、銀行が直面する経営上の課題でもあります。それらを解決するために、貸出先の経営状況の監視・把握や銀行の持つ債権の投資家への販売といった対策が行われています。