日本銀行とは
明治の初めに設立された官民合同出資の認可法人である日本銀行(日銀)は、日本経済における通貨価値や経済システムの安定を目的に、国の金庫番として国庫金や国債に関する一切に携わっている他、民間銀行に対する関与や非常時における支援など、金融の仕組みを守る役割も果たしています。また、国内における通貨の流通量を調整するために金利の変更等を行うなど、いわゆる金融政策においての役割も担います。
銀行の銀行
銀行などの金融機関が破たんした場合、その影響は日本経済の全体に影響を及ぼしかねません。日銀はそうした危険のある機関に対し無担保での融資を行うほか、民間銀行同士の決済を仲介や各種指導などの業務を通じて民間銀行を支援しています。