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株式会社の株のみを扱う株式市場

企業の中でも株式会社のみが発行できる株は、ロンドン、東京、ニューヨークの3か所を中心とする各国の証券取引所にて集中して取引が行われています。株は企業の業績によって価値が変動し、市場にも大きな影響を与えます。そのためその規模や経営状態などが精査された上で、条件をクリアした企業のみが株式上場を許されています。その後も定期的な財務状況等に関する書類の提出が義務付けられ、業績が悪化すれば上場廃止となるなど、脆弱な企業から市場および投資者を守る仕組みとなっています。

株価の急落を防ぐ

1929年に発生したウォール街大恐慌や1987年の「暗黒の月曜日」のように、株の売買注文が一度に殺到すると株価の劇的な下落に繋がってしまう可能性があります。それを防ぐため、日本では一日に変動する株の値段の幅に制限が加えられています。