なるほどそうか!初めてわかる金融の仕組み
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金利によって利益が上がる

お金を借りた人が貸した人に支払う手数料の事を金利と言い、貸した人にとっての利益と言えます。物の値段は野菜の不作・豊作等、需要に対する供給の天秤具合に左右されますが、金利もそれと同じように変動します。景気が上向きになれば企業が資金を必要とするため金利も上昇し、逆に低迷すれば金利も下がります。景気によって左右されると同時に、景気を左右する存在でもあるため、国が日本銀行を通じて金利をコントロールし、景気を好転させようとする場合もあります。

金利もいろいろ

金利にはその取引期間の長さによって短期金利と長期金利があるほか、国営の日本銀行が民間銀行に課す金利で、金利全般に影響を及ぼす公定歩合、金融機関間の取引市場におけるコールレートや譲渡性預金に対するCD金利など、市場によってそれぞれ異なった金利が存在します。