なるほどそうか!初めてわかる金融の仕組み

お金が欲しい?それならその仕組みを知るところから!

2013年に放送され、人気を博したドラマ「半沢直樹」。陰謀によって追い詰められた一銀行員があらゆる悪徳に逆襲する姿は痛快なものがありましたが、その下地にあるのが「金融」という世界です。「何故銀行はお金を貸すのか?」「どうやって経営しているのか?」「インフレやデフレって一体何だろう?」…などなど、これらは素朴な疑問のほんの一例にしかすぎませんが、普段、金融業界の外にいる私たちにとっては、まるで別の世界のお話のようです。だから、こんな話題や言葉を新聞やニュースで見聞きしても、「フムフム、そうか」と、納得しているふりをしている人が多いのではないでしょうか?

また、銀行や信用金庫など、「金融機関」と呼ばれるものにはたくさんの種類がありますが、それぞれどんな違いがあって、どんな役割を担っているのか。これも多くの人が疑問に感じているのではないでしょうか?そして何より、金融市場と言えば、とても信じられないような「天文学的数字の金額」が動き続けるものですが、そもそも、それを動かしている「株」や「証券」とは一体どんなものなのでしょうか?

当然これら「金融商品」は「商品」ですから、取り扱っている企業や機関にはどんな種類があり、どんな取引をしているのか、それも疑問に感じるはずです。さらに、「大きな金額」を扱う商品である以上、「リスク」は必ずあるはずですが、それは一体どんなものなのでしょうか?

そこで、このサイトでは、日本経済を支える原動力である、「金融」にまつわるアレコレを徹底的に解説します。ドラマを見て金融や銀行というものが知りたくなった、株取引に手を出してみたい、経済に関する仕組みが知りたい…そんな皆さんにおすすめです。これを機に、皆さんも金融業界やお金にまつわるさまざまな疑問を解決してみませんか?

金融機関は銀行や信用金庫だけではない

金融機関というと、初めに浮かぶのは銀行で、次に信用金庫が浮かぶのではと思います。実はその2つ以外にも金融機関に当てはまるものがあります。簡単ですが2種類の金融機関を説明します。

1つ目は、証券会社です。証券会社を一言でいうと、有価証券の売買や取次をおこなっている会社です。売買委託を受けたときの手数料が大きな収入源となっています。

2つ目は、生命保険会社や損害保険会社です。保険契約をすると毎月保険の掛け金として収入があります。その得たお金を運用して増えたお金が保険会社の収入源です。